ブログ

トップページ > ブログ > 記事

2015年4月21日

子供の歯科治療について

こんにちは、院長の松川です。

4月から5月にかけては、学校の歯科健診の時期です。私も今週は、校医をさせていただいている東大戸小学校の健診に行って来ます。

最近の小学生の特徴としては、全くムシ歯が無いお子様がいる一方、永久歯にまで深いムシ歯になっている子がごく少数みられます。
ムシ歯はある意味“生活習慣病”と言えます。単純に歯を磨いている、いないだけではなく、日々の生活習慣の中に何かしらムシ歯をひきおこす原因が隠れているはずです。それを見つけ出さない限り、せっかく治療しても、再発を繰り返すことになりかねません。

また、ムシ歯が減る一方で、歯並びの悪いお子様が増えているのも、最近の特徴です。原因としては、アゴの骨がしっかりしていないために歯が適切な位置に並ばないわけですが、これもまた、“生活習慣”特に、食生活に起因している可能性があります。

では、お子様が持ち帰った健診結果の歯並び欄にチェックが入っていたら、どうすれば良いのでしょうか?
この時期、ご両親からよく受ける相談です。
まずは、治療したほうが良いのか?治療にはどのくらいの期間がかかるのか?治療費はいくらかかるのか?どこの歯科医院で治療すれば良いのか?…たぶん、わからないことだらけだと思います。
次回から、何回かにわけて、このわからないことだらけの歯列矯正について、お話ししていこうと思います。

ちなみに、私は、歯列矯正の専門医ではありませんので、当院では本格的な歯列矯正は行っていません。自分の子供の歯列矯正や、これまで相談を受けたお子様のその後の結果などをもとに、歯科医師としての経験を交えて、客観的にお話しさせていただきます。